排出形式と積載量

ゴミ収集車の排出形式は2種類あります。一つは押出式、もう一つはダンプ式です。押出式は車内の排出板が奥から手前に移動し、ゴミを車外へ押し出します。ダンプ式は荷箱を傾けて落とすだけの単純な仕組みです。

ゴミ収集車のサイズは多様ですが、需要は小型、中型に集中します。いずれも最大積載量は2トンなのですが、これは一般的なゴミ袋を1000袋積める容量に相当します。意外に思われるかもしれませんが、圧縮すればそれだけのゴミを一度に積み入れることができるのです。大型ともなれば、最大積載量は4トンを超えます。

ところで日本で出されるゴミの量は、国際比較するとどの程度のものなのでしょうか。環境省によれば、2015年は年間で4500万トン前後のゴミが出されました。国民一人当たりに換算すると、毎日1キロ近くのゴミを我々は捨てていることになります。もちろんこの「ゴミ」は家庭やオフィスから出るゴミを指し、特殊な廃棄物を除いての量が算出されています。ゴミの総量は2000年をピークに減少しつつありますが、依然として高い水準にあります。残念ではありますが、世界で最もゴミの量が多い国であり、2位のフランスを大きく引き離しています。

減少した理由は、いわゆる3R(reduce, reuse, recycle)が広く定着し、エコ活動を実践する人が増えたことでしょう。今ではエコバッグを持参して買い物をする人は珍しくありませんし、シャンプーやボディーソープの買い替えは詰め替えで対応する人も増えています。また、捨てるには惜しいものを再利用することも、恥ずかしいことではなくなりました。ゴミの分別が細分化されたことで、ゴミを出すこと自体が面倒くさいと感じる人も増えたことでしょう。

 

 

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